犬の心臓病、心臓弁膜症、アカルス等皮膚病の漢方での症例

心臓病の症例

【診断名】:心臓弁膜症、心肥大

【患者】
シーズー犬 / 14年 / 雄 / 体重6kg
【漢方薬:投与量】
1回1粒、1日1回
【他の薬との併用状況】
バソトップを中止して漢方薬のみで様子をみる。
【治療経過】
当病院来院時は重度の心臓病で心臓病治療薬バソトップを服用させていても2日に1回失神していたと飼い主さんが言われていました。そこで漢方薬を処方すると、約5日間で倒れなくなったとのことです。
現在、心臓病で倒れる事が月に1回あるかどうかの状態まで改善しています。このまま心臓病の予防に継続していただいています。
【結果】
「わんちゃんの病状」 : 非常に改善
「効果に対する評価」 : 非常に良い
「副作用等」 : なし

【診断名】:心臓弁膜症

【患者】
雑種犬 / 16年 / 雄 / 体重12kg
【漢方薬:投与量】
1回1粒、1日2回
【他の薬との併用状況】
心臓病薬・バソトップと併用
【治療経過】
当病院来院時は動悸、息切れ激しく、10m歩くと座り込む状態でした。そのため心臓病治療薬バソトッと漢方薬を併用するように処方しました。
そうすると約2週間で座り込まなくなり、6ヶ月経過した現在、1km散歩しながら通院できるようになりました。
このワンちゃんも年齢も高いため健康維持に続けていただいています。
【結果】
「わんちゃんの病状」 : 非常に改善
「効果に対する評価」 : 非常に良い
「副作用等」 : なし

【診断名】:心臓弁膜症、及び心肥大

【患者】
シーズー犬 / 10年 / 雄 / 体重6.5kg
【漢方薬:投与量】
1回1粒、1日1回
【他の薬との併用状況】
併用薬なし
【治療経過】
当病院来院時は心臓弁膜症および心肥大でかなり疲れやすく、少し歩くと座り込んでいたわんちゃんでした。そのため漢方薬を処方すると約1週間程度で走り回れるようになり、継続して服用いただき6ヶ月経過した現在もバテないで元気にしています。
飼主曰く「4〜5年前の元気な頃に戻った」そうです。
【結果】
「わんちゃんの病状」 : 非常に改善
「効果に対する評価」 : 非常に良い
「副作用等」 : なし

【診断名】:心臓弁膜症

【患者】
マルチーズ犬 / 11年 / 雌 /体重2.9kg
【漢方薬:投与量】
1回1/2粒、1日1回
【他の薬との併用状況】
併用なし。カフコデを中止 ・ 漢方薬を単独使用
【治療経過】
当病院来院時は心臓弁膜症で咳が酷い状態だったが、漢方薬服用後4〜5日で咳が激減した。
現在漢方薬服用3週目だが殆ど咳が出なくなった。
【結果】
「わんちゃんの病状」 : 非常に改善
「効果に対する評価」 : 非常に良い
「副作用等」 : なし

【診断名】:心臓弁膜症

【患者】
シーズー犬 / 14年 /体重6kg
【漢方薬:投与量】
1回1粒、1日1回
【他の薬との併用状況】
バソトップを中止
【治療経過】
当病院来院時は重度の心臓病で心臓病治療薬バソトップを服用させていても2日に1回失神していたと飼主さんが言われていました。そこで薬を処方すると、約5日間で倒れなくなったとのことです。現在、心臓病で倒れる事が月に1回あるかどうかの状態まで改善しています。このまま心臓病の予防に継続していただいています。
【結果】
「わんちゃんの病状」 : 非常に改善
「効果に対する評価」 : 非常に良い
「副作用等」 : なし

【診断名】:心臓弁膜症

【患者】
雑種犬 / 16年 /体重12kg
【漢方薬:投与量】
1回1粒、1日2回
【他の薬との併用状況】
バソトップを併用
【治療経過】
当病院来院時は動悸、息切れが激しく、10m歩くと座り込む状態でした。そのため心臓病治療薬バソトップと併用するように薬を処方しました。そうすると約2週間で座り込まなくなり、6ヶ月経過した現在、1km散歩しながら通院できるようになりました。このわんちゃんは年齢も高いため、健康維持に続けていただいています。
【結果】
「わんちゃんの病状」 : 非常に改善
「効果に対する評価」 : 非常に良い
「副作用等」 : なし

【診断名】:心臓弁膜症、心肥大

【患者】
シーズー犬 / 10年 /体重6.5kg
【漢方薬:投与量】
1回1粒、1日1回
【他の薬との併用状況】
併用した薬なし
【治療経過】
当病院来院時は心臓弁膜症および心肥大でかなり疲れやすく、少し歩くと座り込んでいたわんちゃんでした。そのため薬を処方すると約1週間程度で走り回れるようになり、継続して服用いただき6ヶ月経過した現在もバテないで元気にしています。飼主いわく「4〜5年前の元気な頃に戻った」そうです。
【結果】
「わんちゃんの病状」 : 非常に改善
「効果に対する評価」 : 非常に良い
「副作用等」 : なし

【診断名】:心臓弁膜症

【患者】
マルチーズ犬 / 11年 /体重2.9kg
【漢方薬:投与量】
1回1/2粒、1日1回
【他の薬との併用状況】
カフテゴを中止
【治療経過】
当病院来院時は心臓弁膜症で咳が酷い状態だったが、薬を服用後4〜5日で咳が激減した。現在薬の服用3週目だが殆ど咳が出なくなった。
【結果】
「わんちゃんの病状」 : 非常に改善
「効果に対する評価」 : 非常に良い
「副作用等」 : なし

【診断名】:心臓弁膜症

【患者】
雑種犬 / 14年 /体重18kg
【漢方薬:投与量】
1回1粒、1日3回
【他の薬との併用状況】
バソトップを併用
【治療経過】
動悸、息切れが激しく、非常に疲れやすく元気もない。数歩歩くと座り込む状態。3週間で座り込まなくなり、8ヶ月で経過した現在、少し小走りもできる。すごく元気になったと飼主さんが言っています。
【結果】
「わんちゃんの病状」 : 非常に改善
「効果に対する評価」 : 非常に良い
「副作用等」 : なし

【診断名】:心臓弁膜症、心肥大

【患者】
シーズー犬 / 13年 /体重5.6kg
【漢方薬:投与量】
1回1粒、1日1回
【他の薬との併用状況】
バソトップを中止
【治療経過】
疲れやすく、1日に1回は失神していたが、3週間で全く倒れなくなり、現在も倒れる事はない。散歩中も座り込まない。現在も継続中。
【結果】
「わんちゃんの病状」 : 非常に改善
「効果に対する評価」 : 非常に良い
「副作用等」 : なし

【診断名】:心臓弁膜症、心肥大

【患者】
シーズー犬 / 12年 /体重6kg
【漢方薬:投与量】
1回1粒、1日1回
【他の薬との併用状況】
併用した薬なし
【治療経過】
1日1回は倒れ、少し歩くと座り込んでいた。3週間程度で倒れるのが4〜5日に1回くらいになり、服用7ヶ月目の現在、倒れる事は殆どなくなり、歩いても座り込まない。少しの小走りなら出来るようになった。
【結果】
「わんちゃんの病状」 : 非常に改善
「効果に対する評価」 : 非常に良い
「副作用等」 : なし

【診断名】:心臓疾患、肝臓疾患。胆のうに腫瘍

【患者】
マルチーズ犬 / 11年 /体重4.1kg
【漢方薬:投与量】
1回1/2粒、1日2回
【他の薬との併用状況】
エースワーカー、プロヘパゾン、ウルン、咳止め、サプリメント(ビアクタン)、免疫サプリメントを併用
【治療経過】
9歳のころから心臓の薬を服用している。かなり心臓が肥大しており、気管が細くなって咳が特にひどい。咳で一晩中寝ない日もあり。心臓発作で4回倒れ(平成17年2月、平成18年3月・5月・6月)ている。せきの薬も飲ませていますがあまり効かないとのこと。
そこで薬と免疫サプリメントを処方。発作は平成18年10月末現在でていない。ひどい咳はしませんが、しゃっくりをしているような咳を時々しているとのこと。苦しそうにはしていない。
【結果】
「わんちゃんの病状」 : 改善
「効果に対する評価」 : 良い
「副作用等」 : なし

【診断名】:咳、心臓肥大、心臓弁膜症

【患者】
キャバリア犬 / 7年 /体重7.6kg
【漢方薬:投与量】
1回1/2粒、1日2回
【他の薬との併用状況】
咳止めとエースワーカーを併用
【治療経過】
心臓肥大および、心臓弁膜症からの咳。症状の悪さは、6レベルの内の、3レベル当たりだとのこと。薬を処方して三日目で咳が少なくなった気がするとのこと。現在1ヶ月経過、夜、結構大きくドキドキしていた心臓が、最近少し穏やかになった気がする。不整脈っぽいのは相変わらずですが、以前より、良い感じがするとのコメントをいただきました。
【結果】
「わんちゃんの病状」 : 改善
「効果に対する評価」 : 非常に良い
「副作用等」 : なし

【診断名】:心臓肥

【患者】
シーズー犬 / 9年 /体重4.8kg
【漢方薬:投与量】
1回1/2粒、1日2回
【他の薬との併用状況】
アピナックを併用
【治療経過】
小型犬特有の心臓病で5段階の4と診断されている。元気で食欲もあるのですが、心臓の雑音がひどくて、気管を圧迫し呼吸も速い。いつ死んでもおかしくないといわれている。服用2週間後の報告大きな変化は見られないが、息遣いが楽そうに見える。以前はハァハァと声が出ていましたが、今は呼吸は荒いですが声には出ません。午前中は動きは鈍いですが、夜は結構走り回って遊びます。飼い主はなんとなく効果が出ているような気がしているとのこと。
【結果】
「わんちゃんの病状」 : 改善
「効果に対する評価」 : 良い
「副作用等」 : なし

【診断名】:心臓僧坊弁膜症、膀胱炎

【患者】
雑種犬 / 11年 /体重10kg
【漢方薬:投与量】
1回1粒、1日2回
【他の薬との併用状況】
ファテコール、ネオフィリン、利尿剤、膀胱炎の薬を併用
【治療経過】
心臓の僧坊弁膜症で中程度の症状と3ヶ月前に診断され、他に膀胱炎を併発、1ヶ月前から心臓病の薬を飲ませています。4〜5日前から食が細くなってきたとのこと。本日、朝の散歩を途中で帰ると言い出し、午後3時からは呼吸が荒くなり、病院に連れて行くと肺水腫で溺れている状態だと言われ、利尿剤とニトロを外陰部からと口から入れられたとのこと。
そこで薬を処方した。20日経過後。肺水腫の診断で「Fortekor5」を1回/1日と「ネオフィリン」を半錠朝夕2回/日。ほかに利尿剤を朝夕半錠ずつ飲ませていたのですが、利尿剤を1/4以下に減らすところまで来た。朝の散歩はまだ元気がありませんが、夜の散歩は元気よく歩くようになり、一安心ですとのこと。同時に「膀胱炎」も併発していたのですが、これも良くなりました。
【結果】
「わんちゃんの病状」 : 改善
「効果に対する評価」 : 良い
「副作用等」 : なし

【診断名】:心臓肥

【患者】
シーズー犬 / 9年 /体重3.4kg
【漢方薬:投与量】
1回1/4粒、1日2回
【他の薬との併用状況】
日水清心丸、願快清(アガリスク)、エナカルド錠を朝1回投薬、気管拡張剤(半分)を夜1回投薬、動脈拡張剤(半分)を夜1回投薬、抗生剤(半分)を夜1回投薬、利尿剤(4分の1)を夜1回投薬
【治療経過】
平成18年5月、6月に2回心臓肥大の発作で倒れる。6月上旬に治療薬を投与されているが、あまり元気が無く食事しても吐くためと、心臓の雑音のため漢方との併用療法を希望している。そのため薬を7月13日に処方する。
7月16日、利尿剤の投薬を停止。
7月22日、抗生剤の投薬を停止。
7月25日、気管支拡張剤の投薬を停止(体重が約100g増え3600〜3700)。
8月5日、体重が約100g増え3700〜3800。
現在、体重も発作が始まる以前の体重(4200g)に戻りつつあり、順調に回復しているようで、「心電図を見る限り症状が2レベルほど改善されてる?何故か分からないけど善くなってますネー」とかかりつけの獣医に言われたとのこと。
【結果】
「わんちゃんの病状」 : 非常に改善
「効果に対する評価」 : 非常に良い
「副作用等」 : なし

【診断名】:心臓弁膜症

【患者】
キャバリア犬 / 5年 /体重10.4kg
【漢方薬:投与量】
1回1/2粒、1日2回
【他の薬との併用状況】
咳止めとエースワーカーを併用
【治療経過】
心音に雑音があると言われ、心臓弁膜症の初期段階だと診断。まだ薬を飲む状態ではなく経過観察が必要で3ヶ月後に診察に来るようにとの事で、予防として漢方処方を希望されたため、薬を処方する。
1ヶ月後心臓弁膜症は6段階のうち2から3段階のままで症状は進んでいないとのこと。3ヶ月後の現在もそういわれて現状維持をしている。
【結果】
「わんちゃんの病状」 : 非常に改善
「効果に対する評価」 : 非常に良い
「副作用等」 : なし

【診断名】:心臓弁膜症、咳、毒蛇にかまれての腎数値上昇

【患者】
シーズー犬 / 10年 /体重6.3kg
【漢方薬:投与量】
1回1/2粒、1日2回
【他の薬との併用状況】
バソトップ1錠、ネオフィリン半錠、利尿剤 粉薬、ネフガード1本、酵素飲料を併用
【治療経過】
心臓弁膜症による咳が頻繁にでて、失神もする。完治はしないので薬を飲ませていてもこのままだと肺水腫にもなると言われた。その治療中毒蛇にかまれ、治療による食欲不振と腎臓の数値が157へ上昇。3日点滴に通い、リンゲルを入れて臓の薬とプラスしてネフガードを飲ませ、3日目に腎臓の数値は111となり少し下がったが今度は1日中ものすごい咳をするようになったとのこと。
そこで薬と酵素飲料を処方する。20日後咳が止まらず聞いているこちらまで息が詰まりそうだったのが、飲ませる回数を重ねていくうちに徐々に咳が減ってきて今では朝の起きがけにちょこっと聞くぐらいにまで減り食欲も旺盛になりました。「こんなに効果が出るとは思わなかったので、本当にビックリしています。」とのこと。
【結果】
「わんちゃんの病状」 : 非常に改善
「効果に対する評価」 : 非常に良い
「副作用等」 : なし

【診断名】:僧帽弁閉鎖不全症、気管虚脱

【患者】
シーズー犬 / 13年 /体重7.6kg
【漢方薬:投与量】
1回1粒
【他の薬との併用状況】
エナカルドと併用
【治療経過】
13歳になるシーズー。身体がだるそうにしているので受診すると、5月に心肥大左弁に血液の逆流が認められる。右弁異常なしとの診断により初期症状とのこと。エースワーカー(現在エナカルドに変更)、ラシックス朝夜各1/4錠を処方された。飼主は利尿剤は服用させたくない。まだ食欲もあり散歩量は短く、咳は日によって違いますが1日に0回〜4回おこる。
薬の服用開始後にラシックスを中止してもらう。少し咳の量が増えたが、約10日後体調は改善し、散歩量も他の犬とじゃれる量も増えた。20日後になると散歩も元気に行くし、散歩後は他の犬とじゃれあう。飼主いわく心臓に負担がみられない。
【結果】
「わんちゃんの病状」 : 非常に改善
「効果に対する評価」 : 非常に良い
「副作用等」 : なし

まとめ

以上、2005年11月〜2006年8月までに出た代表的な症例を報告しています。全体的に心臓疾患は、非常によく効果を出しやすいが、皮膚疾患もけっこう漢方薬でも効果をだしているように感じます。

癌や腫瘍に関しては、客観的に患者さんのQOLの向上には役に立っても癌が忽然と短期間に消えるということは常識から考えても難しく、そのような症例は出しにくいのが現実です。

皆様の奇跡を信じたいというお気持ちを察しますがそのため、「○○で簡単に治りますよ。」という話は、海外のものであろうと不思議なものであろうと現実性に乏しく、獣医としてはお勧めできません。

患者さんの苦しみを取り除き、飼い主にも勇気を与え、いかに元気にできるだけ長生きさせていくことが飼い主として現実的だと思います。それをすることで、癌などの難病疾患と共存して寿命をまっとうする。これが本来の生き方ではないでしょうか?

以上、現在、さまざまなご相談とともに色々な病気に漢方を処方しています。また結果を報告したいとは思いますが、多忙のためまたしばらくお時間ください。診療の時間の合間をみて、症例をまとめ次第、また報告いたします。

皆様のご期待に沿えるように頑張って行きたいと思います。

獣医師 : 錦戸正巳

診療科目

症例集

コンテンツ

サポートスタッフ

賛同獣医師募集
協力していただいている薬局さん達