診療科目:【免疫系】

犬・猫の癌(がん)及び腫瘍、白血病にたいする治療方針

飼い主さんの要望に応じて西洋医学、東洋医学およびその併用を考えていきます。

  1. 犬・猫の小さい良性の腫瘍に関しては漢方を使い様子を見ます
    大きくなるようであれば、外科手術で対応します。
  2. 犬・猫の悪性腫瘍いわゆる癌(がん)にたいして基本的には外科手術にて対応し、手術後に漢方などを使って再発防止に努めます
    今までの経験上、約7割の癌(がん)に再発防止効果があったと感じられます。
  3. 犬・猫の病態や飼い主の希望により、外科的対応のできないケースでは制癌剤は使用せず、免疫力が高まること、癌(がん)の成長を抑えることを期待して漢方薬を使います
    そのことで治癒もしくは延命が期待でき、ペットの体調、及び生命の質を高めることに努めることが期待できます。

漢方を使う理由

当病院の漢方薬などの治験例では、約4割の犬・猫の癌(がん)には、癌(がん)の消失もしくは発育が抑えられ、私は全体で6割の犬・猫に生命の質の向上及び、延命が計れ、非常に有効であったと感じています。

犬の白血病に関しても同様です。
必要な処置を行い、漢方薬等で様子を見ます。病状の悪化予防と、犬の生命の質の向上を目指すのです。

制癌剤を使わなくなった理由

ここで皆様に伝えたいことは、「なぜ私が、制癌剤を使わなくなったのか?」と言うことです。

それは、一言で言えば効果よりも副作用の方があまりにも多過ぎたということです。今、犬・猫の癌(がん)に使っている漢方薬などは、まず副作用が全く見られないように感じます。

制癌剤を使って、苦しんで苦しんで長生きすることに、何か意味があるのでしょうか?ニコニコしながら、犬はシッポをふって走りまわり、猫はじゃれて甘えてきます。
実は、生きることに生きる意味があるのではないでしょうか。

私は獣医として、犬や猫の立場を考えますと、生命の質の向上が重要だと思うのです。
世間の、いわゆる西洋医学専門の獣医仲間から見ると、私は変わった獣医と言われるかもしれません。
しかし、「犬や猫の癌(がん)を獣医として改善したい!」「元気を出させてあげたい!」。その為には、どうしたらいいのか?

悩み続けた結果、私は現在の治療に漢方薬を取り入れている次第です。

猫の白血病・猫エイズ・伝染性腹膜炎にたいする治療方針

不治の病といわれている猫エイズには、この病気に免疫力を高める、もしくは免疫力を調整するという意味と、抗ウイルス作用を期待するという意味で漢方が効果があるのではないか?と思い、現在数十件の患者さんに使ってもらっています。

伝染性腹膜炎や白血病に関しても、必要な処置と漢方をうまく両立させて使っています。

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