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ペット漢方研究会 難病専門のセカンドオピニオン

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症例・治療例詳細

今までご相談を受けた症例・治療例の詳細です。

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アトピー性皮膚炎のトイプードルへの漢方治療

患者 らん / 小型犬 トイプードル オス / 7才 / 3.6キロ
ご使用中のお薬 ステロイド1粒を14回分にわけ(整腸剤でかさましして)週5回、他の漢方薬3種

ご相談メールの内容

我が家にやって来てすぐ(生後6ヶ月)に耳が臭うので診察してもらったところアトピーではないかという診断でした。四歳くらいから腹のただれ、口まわりが特に痒い等の症状によりステロイド漬けになりその当時の先生もこれ以上は、ステロイドはムリということで、インタードッグ(だと思うのですが)週3回の注射も受けて効果ありませんでした。

2年前にヘルニアを発症した為、下半身付随になり、お腹のただれもひどいので主治医と相談の上、漢方と鍼治療に変更しました。

現在、足と皮膚の治療を平行していますが、悲鳴を上げて痒がっているのを見るにつけ足よりも早く皮膚をなんとかしてあげたいと思っています。今も治っては他の場所が痒くなり、また移動する繰り返しです。

 

対応と指導内容

アカルス検査をお願いしたところ、検査結果はアカルスではないと判明。
 カットに行き、全身の毛を短くしてもらう。

  • 第一選択肢の漢方薬を1ヶ月分
  • 皮膚痛改善シャンプー(1週間に1回)
  • 外用薬

その後の経過または相談者からのお便り

カットした後の写真。かなりひどい症状であることが伺えます。

 

 漢方治療開始直後のアトピー性皮膚炎のトイプードル

 

漢方服用後24日目の写真: お腹の赤いブツブツはなくなりました。口のちかくは乾燥しているような、薄い皮膚がめくれ上がっているような処もあります。

 

漢方服用後24日目のアトピー性皮膚炎のトイプードル

>患者さん(08.6.14)
こんにちは。大変お世話になっております。治療を始めて24日めです。写真は3枚このメールに添付しました。相変わらず痒みはかなりひどいですが、一昨日くらいから急に皮膚はキレイになったように見えます。

>錦戸
飲み薬と抗ヒスタミン剤でかゆみをしばらく抑えていただくようアドバイスする。

 

漢方服用1か月目の写真

漢方1か月後のアトピー性皮膚炎のトイプードル
>患者さん(08.6.21)
こんにちは。大変お世話になっております。今日はまだ報告する日ではないのですが、あまりの嬉しさにメールさせていただきました。
実は、体中の赤い発疹?がきれいに無くなりました。抗ヒスタミン剤を飲ませて2日後には痒みもおさまり、現在全く痒くないようなので今日からは1日半錠に減らしてみます。
足先を舐めてはいるものの、ここまで痒がらないのは何年ぶりだか分かりません。ごく普通の状態がありがたいです。ありがとうございます。スキンケアのスプレーはせっかく送っていただいたのに付けるところがなくなりました(笑)冷蔵庫で保管した方がよいのでしょうか?
今までも一進一退だったので油断はできないのですがでもうれしいです。これからもよろしくお願い致します。

>錦戸
状況の改善がみられたため、1週間後からは抗ヒスタミン剤を4分の1に減らしてもらい、目については主治医の先生に診てもらい、目薬をさしてあげるようアドバイス。

 

漢方服用して1カ月半後の写真
漢方服用1カ月半後のアトピー性皮膚炎のトイプードル

 

>患者さん(08.7.14)
こんにちは。大変お世話になって居ります。
おかげさまで皮膚はかなりきれいになり、痒みもほとんどなくなりました。
たまに赤いポツポツやお腹にミミズバレの様なのが出たり引っ込んだりしてはいますが、かなり安定しています。写真4枚このメールに添付しました。
漢方がもうそろそろ無くなりますので送って頂けると助かります。宜しくお願い致します。

>錦戸
引き続き、現状を維持していただくようアドバイス。

 

漢方服用して2か月半後の写真
漢方服用2か月半後のアトピー性皮膚炎のトイプードル

 >患者さん(08.8.03)
こんにちは。お世話になっております。今日で治療開始74日めです。
お腹は相変わらずブツブツができたりひっこんだりですが、おかげさまで上半身は完璧にきれいになりました。(写真を3枚添付しました)

痒みが治まってストレスが減った為だと思うのですが、食事の量は変わらないのに太ってきました。以前は先生の意向で太らせる為、太らせる漢方まで飲ませていたのに痩せていくばかりでした。痒みは神経を病みますね。
本当に痒みをとっていただいてありがとうございました。

>錦戸
とても良い方向にいっているので、今後は、最低限のお薬とケアで現状維持をしていくようにしていただく。
ただし、おなかのブツブツにはローションを塗り、耳の方も引き続き治療アドバイスをする。

結果

アトピー性皮膚炎といわれて長く治療を行なっていたが、当院に写真を送って頂き、難治性皮膚疾患の一つであるアカルスを疑ってみた。しかしアカルスでないとのことですから、漢方を処方して反応を見ることにした。反応がでるまで一ヶ月かかったが、その後の反応の状況が抗ヒスタミン薬などの現代療法と併用したら、うまくいき始めた。
長年こじれた皮膚病の治療は長期間かかり、なかなか完治が難しいが、漢方との併用で比較的短期間にてこのような成果が出て患者さんのためにも貢献できたことと思います。しかし、油断はせずに他の余病もあることを考えると漢方を続けて頂く事が、らんちゃんの健康と飼主さんとの豊かな生活に必要です。こじれた皮膚病のような難治性皮膚疾患は獣医師として、飼主さんにはあせらずにじっくり漢方と取り組んでいただきたく思います。

患者さんの病状 アトピー性皮膚炎
効果に対する評価 非常に良い結果が出て、嬉しく思います。


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